2020年9月、「先天性耳瘻孔摘出術」の手術を全身麻酔で受けました。
この記事では、その時の感想を記録しておきます。
注意事項
この記事の内容はあくまで一個人の感想に過ぎません。
全身麻酔に関することは、医療機関にご確認ください。
全身麻酔が効くまでの感想
手術室までは車椅子で移動。
手術台に寝そべって、オペが始まるのを待ちます。
執刀医と麻酔医は、別の先生です。
まず、麻酔医と看護師の2人で全身麻酔の準備が進められていきました。
一方、執刀医はというと、手術前のリラックスタイム中。
手術室の端っこのほうで別の看護師の方と和気あいあいとおしゃべりしていました。
全身麻酔の準備が整い、左手の甲に針を刺され、そこから麻酔液が注入。
麻酔液が血管内を通っていく痛みがありました。
「麻酔液、痛い!」と思ったことは覚えていますが、そこから記憶がありません。
全身麻酔を受けた後の感想
気づいたらリカバリールームに。
手術台ではなく、病棟で使っているベッドの上にいました。
手術台から抱えて乗せ直してくれたということですよね…
手術時間は3時間ほどでしたが、完全に記憶がありません。
なんというか、いつのまにか寝落ちしているような感覚です。
手術後の感想をメモしておきます。
声が出ない
麻酔から覚めたすぐ、声が全然出せませんでした。
痰が絡んでいるのと乾燥しているのもあって、か細い声が限界。
術後3日ほどは風邪を引いたような違和感が残り、ひたすら飴をなめていました。
麻酔が切れたら痛い
麻酔から目が覚めると、患部がズキズキと痛みました。
すぐに痛み止めの点滴を打ってくれて、1日それで過ごしました。
唇を嚙んだ跡が残っていた
下唇を何度も強く噛んだ跡が残っていました。
血は出ていませんでしたが、結構痛かったです。
白い膜のようなものができ、治るのに1週間ほどかかりました。
自分で噛んだのか、何か手術中の道具のせいなのかは分かりません。
吐き気は無かった
全身麻酔の副作用として吐き気があるようなのですが、私にはまったくありませんでした。
術後は丸1日病院食が出なかったので、売店で買ったゼリーを食べて過ごしました。
術後せん妄も無し
術後に意味不明な行動を取ったり、記憶が混濁してしまったりなどといったことはありませんでした。
術後せん妄は高齢者に多いようですので、20代の私にはあまり縁が無い話なのかもしれません。
まとめ
全身麻酔は怖いイメージでしたが、手術自体は受けて良かったと思います。
ですが、喉の痛みや唇のケガなどがあるので、2回目はもう大丈夫かな……
「全身麻酔が不安」という方は麻酔医としっかりお話されてください。
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