先天性耳瘻孔摘出手術の体験談①~耳鼻科受診編~

雑記

こんにちは、ひいろです。
私は生まれながらに耳の奇形があります。
今回、奇形を取り除く手術に踏み切ることになったのでその体験談を記録しておきます。

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先天性耳瘻孔とは?

耳の奇形の1つ

先天性耳瘻孔(せんてんせいじろうこう)とは、生まれつき耳周辺に袋状の穴がある奇形の一種です。
奇形と言っても、ピアス穴ほどの小さな穴が耳周辺に開いているだけなので見た目ではほとんど分かりません。

私の耳瘻孔はココにあります。
先天性耳瘻孔自体は悪さをしませんが、この穴の中で細菌感染が起きると炎症を起こして腫れあがります。

穴の中は袋状になっており、その大きさや形状は人それぞれです。
アリの巣のような構造の方もいるそうです。

人により異なりますが、私の場合は通常時、穴周辺をつまむと白い分泌物が出てきます。
穴の中も皮膚ですので、汗や垢などがたまってしまうようです。
強烈なにおいを放ちます。

免疫力が低下すると、黄色い膿や血が排出されます。
また、耳瘻孔が腫れあがり、押すとピュッっと液が飛び出すこともあります。

遺伝的要因もある

先天性耳瘻孔は遺伝的な要因もあるようです。
私の家族では、祖父→母→私含む兄弟と受け継いできました。

祖父、母は特に耳瘻孔が細菌感染しなかったようですが、
私含む兄弟は細菌感染を引き起こしてしまいました。

ちなみに兄弟の1人は、局所麻酔で片耳の先天性耳瘻孔を摘出しました。

治療するには?

根本的に治療するには袋全部を取り出す「先天性耳瘻孔摘出術」を受けます。

軽い腫れなら抗生物質の処方や膿の排出で症状を抑えることができます。

先天性耳瘻孔手術体験記

私と耳瘻孔の付き合い

先天性耳瘻孔とは23年の付き合いです。
幼いころに腫らして、母親や耳鼻科でみっちり膿を絞り出された嫌な思い出があります。

こういったネガティブな思いがあったので、多少炎症を起こしても隠すようになってしまいました。
針でつついたりとかあんまりやってはいけない行為もしばしば。

この23年の付き合いで学んだことは、炎症が起こったらパンパンに腫れるまで無理に絞り出さず、お風呂で湯船につかり皮膚を柔らかくしてから絞り出せば楽になるということでした。

23年目の異変

ところが2020年6月、左耳がいつもとは違うおかしな腫れ方に。
今までは穴を中心に膨らんでいたのですが、今回は穴の上のほうで腫れが広がっていました。
そして顔も左側だけ親知らずを抜いた時のように腫れてきておかしい….と気づき始めます。

とりあえず、いつもの対処法をと湯船につかって絞り出そうとしましたが、効果なし。
これまでにないズキズキとした痛みを感じ始め、何をしても辛い事態に…

覚悟を決めて耳鼻科へ

これは自分ではどうしようもないやつだと悟り、しぶしぶ耳鼻科へ。
これまで先天性耳瘻孔の体験談を数多く読み漁ってきたので、注射器で膿を吸い取られるか、切開してガーゼを詰め込まれてしまうのではないかとビクビクしていました。

緊張の診察

初診で問診票に「先天性耳瘻孔の腫れ」と書いていたからか話は早かったです。

診察時間はおよそ3分。
「耳瘻孔腫れたんだねー」と先生が患部を軽く触り、
「繰り返しているなら摘出した方がいいよ、紹介状書くから」と最寄りの総合病院の耳鼻科外来への紹介状を作成。
「この後、電話して予約入れてみてね」
「お薬は抗生物質と痛み止め出しとくねー」で終了でした。
(他にも多少会話はありましたが、大筋はこんな感じです)

かなり覚悟を決めていった割にはあっけなかったですが、相当ヤバい状態ではないということだったのでしょう。

処方された薬

処方された薬は2種類。
抗生物質と痛み止めです。

抗生物質
セフジトレンピボキシル錠100mg
1日3回×7日分
細菌を殺し、感染症を治す作用

痛み止め
ロキソプロフェンNa錠60mg
頓服 疼痛時 10回分
熱を下げる作用
痛みの軽減、炎症の抑制効果

痛み止めは5~6時間程度効果が持続しているように感じました。
ただ、効果が切れるとジンジンと患部が痛み出して最悪です。
副作用で胃がムカムカ…
あまり飲みすぎるのも良くないので、本当に耐えられないときだけにしています。

治療にかかった費用

診療費明細書を発行したので内訳を記載しておきます。
保険適用の場合、診療費というのはルールに基づいて計算されます。
ルール確認ブックが↓のような診療点数早見表です。

行う医療行為は全国統一であらかじめ点数が決められています。
1点10円で、この計算した金額に負担率(私の場合3割)をかけた金額が自分で支払う金額です。
1の位は四捨五入します。

耳鼻科 1,830円

耳鼻科での支払金額は1,830円でした。

内訳は、
初診料288点
診療情報提供料250点
処方箋料73点

となります。

★初診料について
病院を受診した際は必ず初診料か再診料を取られます。
令和2年度時点で初診料は288点、再診料は73点です。
もし深夜受診や救急車搬送での来院だと、別に加算が付いたりもします。

★診療情報提供料について
耳鼻科医院から総合病院への紹介状のことです。
「治療を任せます」と別の病院に託すと、発生する料金です。
今回は紹介状が入った封筒を私が受け取り、後日自分で総合病院の担当の先生に渡す形となります。

★処方箋料
お薬を出してもらったのでその処方料金です。

薬局 860円


薬局のことはあまり詳しくないので恐縮ですが、
★調剤基本料
薬局の設備・体制などで決まる基本料金です。

★調剤料
薬を準備してくれる手数料のようなものです。

★薬剤服用歴管理指導料
薬を渡す際に行われる薬剤師による説明の料金です。

★薬剤料
薬そのものの代金です。

抗生物質のセフジトレンピボキシル錠は1錠30円、
痛み止めのロキソプロフェンNa錠は1錠8円
でした。

まとめ&次回予告

ということで、耳鼻科受診までのお話でした。
痛み止めで多少は楽になったものの、まだまだ地獄です。

次回は電話予約からの総合病院受診まで↓


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